配色の演出

アクセントとなるカラーとして赤を配置し、そのアクセントカラーの赤の補色に類似した色彩を上手に組み合わせたスタイルというのは、赤を効果的に引き立てる方法であると言えるでしょう。とくに、ホームページ作成などでページデザインを行う場合など、真撃なメッセージなどを伝えたいページで赤を利用すると良いでしょう。単純に「シリアス」だけのイメージとは違う「余裕を醸す真剣さ」や「明るいお願い」のようにいくつかの要素を組み込んだイメージといったものが表現できると言えるでしょう。 組み合わせの補色や、色相差をつけた色彩というのは控えめな色味を選び、中間色のような存在を選択することが望ましいと言えるでしょう。近年ファッション業界でも人気のあるアースカラーなどのように「有機的なイメージ」といったものを持った色を配色するのも、落ち着いた雰囲気を演出するには良いのではないでしょうか。また、知性などを表現したい場合は、同じ赤を使用するにしても、無彩色を組み合わせとして選択するといったデザインを多く目にします。これは相性が良いということはもちろんですが、無彩色というのが赤の持つ強いイメージを緩和してくれる働きがあるからではないでしょうか。強烈な赤と一緒にデザインに組み込むことで、印象をやわらげ、レイアウト自体にまとまりを生み出してくれる配色であると言えるでしょう。今や「赤を使うなら無彩色と抱き合わせる」という動きは、ある意味配色の原則であると言えるかもしれません。赤という色は、強烈でクセがあると感じられますが、情熱的な表現を用いる時には多く使われる色でもあると言えるでしょう。その対立する意味を持つ色としてグレーという色が挙げられるでしょう。グレーは「冷静」や「均衡」などをイメージさせる色であり、いわゆる「知性的」な色であると言えるでしょう。そのため、この対立しているような赤とグレーを組み合わせることにより、知性や教養の「真摯な温かさ」のようなイメージを演出することができると言えるでしょう。